じぶん年金をつくる!!円安たのしみなサラリーマンによるコツコツ積立投資の記録です

じぶん年金用インデックス投信をつくりたい

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | - | pookmark |
批評の態度〜ヴァルターベンヤミン『ベンヤミン・アンソロジー』河出書房〜
評価:
ヴァルター・ベンヤミン
河出書房新社
¥ 1,050
(2011-01-06)
コメント:普遍的なものを歴史の中から見つける、「星座」という概念で語られた歴史哲学。「リズム」と表現し、現状をそのまま受け入れる態度とその形式は、大学から遠くはなれたジャーナリズムの世界の批評。

まず最初に、自分は文学も哲学も専門外だけど、
どうやら『ドイツ悲劇の根源』で大学から離れることになったベンヤミンにとって
同時期に著された『一方通行路』は一緒に読んだ方が良さそうなのは分かった。

---------------------------------------------------------------
批評とは、正しく距離を取ることである。
ヴァルター・ベンヤミン『一方通行路』晶文社
---------------------------------------------------------------

大学の外からジャーナリストとして歴史哲学を記したベンヤミンにとって、
批評とはなんだったのか?

「正しく距離を取る」

このフレーズは「批評の死」を声高に叫ぶものたちに対して
書かれている。
批評なんて元々死んでいるのだと。
それは一つの世界観(キリスト教?)で割り切れた過去に住まうものだった。

モザイク状に入り乱れた現代において「普遍」的なものを見出すには
歴史哲学で、「星座」のように星たちの関係性を抽象するしかない。

「リズム」という断面を切り出す方法で動き続ける
ものを批評する対象は、もちろん芸術作品。

ただ、この批評という態度と其れを真似ることで得られるスキル。
感覚。表現方法。これらは他の分野でも応用できるはず。

こう考えるとベルクソンの『思想と動くもの』も読んでみたくなる。
本の中にある文脈と、本棚の中にある本脈みたいなのもの。
この二つを組み立てる力はどこの領域でも役に立つ。

本棚=ポートフォリオ

ならば、作品の見せ方だって、投資だってそうだ。
この力は不確実性の世界で力を発揮する。
だから、特に理系だらけの「リスク」に慣れきった世界には一番必要な
ものかもしれない。

JUGEMテーマ:学問・学校
JUGEMテーマ:古典文学
| comments(0) | - | pookmark |

Sponsored Links