じぶん年金をつくる!!円安たのしみなサラリーマンによるコツコツ積立投資の記録です

じぶん年金用インデックス投信をつくりたい

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | - | pookmark |
SBIの投資力〜北尾吉孝『何のために働くのか』致知出版社 2007〜


何のために「働くのか」

ながーい間、題材とされてきた難問に対し、断定的な答えを出さずに問い続ける
これがこの本の大きな特徴である。

いつも北尾氏の著作で見受けられる結論は似ているものが多くとてもシンプル。
ただし、辿りつくまでが中国古典やら難しい話が沢山出てくるのです。

あ、別に簡単な答えを難しく書いたり権威付けしていると言いたいわけじゃないよ。
自家薬籠中とする理論を元に、ずーーーーーーーーっと長い間考え続けているその態度が
重要だと思うのです。

「働く」という抽象概念

こうだ!と断定すると、スッキリして楽かもしれない。だけどそこで学びは終わる。
しかし、著者は無数に存在する中国古典を用いて様々な切り口で労働を料理してくれる。
この本は以下二つの非常に重要なことが読み取れる。

-----------------------------------------------------------
・北尾氏が古典を用いて披露する思考プロセス(=型)
・考え続けるために必要な態度
-----------------------------------------------------------

実際に北尾氏は、ネット証券や銀行という分野について参入時期や値下げ時期などの
勝負の「タイミング」を見極めて成功してきた。
もちろん外部要因だけではなく、リソースの投入についても天才的な采配でSBIグループを
支えている。

例えばアジア事業。
各金融機関が「投資の時期」と株主に言い訳して赤字を出す一方でSBIアジア金融事業は
非常に大きな営業利益を挙げている。

*「SBIホールディングス決算説明会」資料2011年7月28日より
http://www.sbigroup.co.jp/investors/library/presentation/pdf/presen110728.pdf

上記P.7を見てみよう。


アセットマネジメント事業の営業利益が突出している。
P,15NewHorizonFundやP,83以降の海外展開をみていれば分かるがファンドとプリンシパルの投資から回収される利益が大部分のようだ。

営業利益率が高すぎる?

だって人件費も設備投資も国内金融システム業に比べたら殆どかからないから。
その代わり、誰もを出し抜くレベルの投資力と運が必要。

P,104を見てみよう。

海外ファンドの出資約束金合計額568.5億円(SBI持分)のうち、 71.1%は今後払込を行う。
------------------------------------------------------------

おそらく数年前から上記海外案件は決算資料出ており、この期間でドル円は
110〜77円まで動いている。
理由はどうであれ、「円」という通貨を持ち続けたことは大きな結果につながるはずだ。

似たようなことが2008年にもあった。リーマンショックで世界中のエクイティがやられまくっている時に、SBIはフラトンを始めとする超大型ファンドとの共同投資案件を大量に抱えていた。
しかし、なんと驚くべきことに数件しか投資実行がされていなかったのだ。
現金が傷つかずに残ってた。

・キャッシュポジションを非常に高く維持
・円でポジションを保有

この二つがSBIの今後を大きく分けるポイントになるのだろう。
投資銀行、ハイレバレッジ全盛期に北尾氏は、この投資判断を行った。

アジア事業に関しても営業利益率から見てリソースをそれほど割いていないのでは
ないだろうか?

・大所帯の国内に対して著者の投資力で大きな収益を上げるSBIグループ。
・ここ数年でアジア事業に注力しつつもなかなか赤字から脱却しない大手金融機関。

たとえ、タイミングが運だったとしても
この二つをみれば、明らかに実績の差が出ている。

証券業界で日々巨大なポジションを持ちながら意思決定を続けてきた
北尾氏の経営者としての投資判断。その判断を生む思考プロセスをたったの
1,575円で拝見できるならば安い。

まあ私は1ページも読んでいないので、実際に買って良いものかどうかは
なんとも言えないのですが。
上記引用記事のスターバックス経営者と同じく明確なビジョンがあると
ヒトやカネがあつまるよね。それって「古典」を「何度も読む」ことが土台となり
証券業界で毎日「意思決定」することで作り上げた能力が成せる業だと思うのです。

自分の頭で考える
古典を武器に考える

何を武器にするかは、きっと子どもの頃までに決めるしかないのでしょう。
だって社会人になってから探しても10年以上のハンデがついているから。

それを承知で学びたい人は上記の本のような本を見つけて、達人の業を盗むしかない。
読書って素敵ですね。
*注:私は『何のために働くのか』を読んでいないので話半分に聞いてください。

JUGEMテーマ:ビジネス
| comments(1) | - | pookmark |
Entry Navi: << 不確実性とリスクと試験勉強 【JABIC】円高対応基金を2つの視点(意義と実効性)で考える【LIBOR笑】 >>
スポンサーサイト
| - | - | pookmark |
Comment
管理者の承認待ちコメントです。
Posted by: - |at: 2011/08/27 12:23 AM








Sponsored Links