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【三菱東京UFJ】3メガ銀、運用戦略は_市場部門責任者に聞く【三井住友,みずほ】
先日の続きです。金曜日に金法の運用部門が、いかに日本国債(以下JGB)に依存しているかを書きました。

これについて昨日「メガバンクやノルマ証券(野村?)とか大和・日興は違うんじゃないですか?」
という意見を頂いたのですが、5/23の日経ヴェリタスにちょうど
3メガ運用責任者のインタビューが出ていたので以下メモ。

                三菱東京UFJ    三井住友      みずほ2行合計 
 前期の実質業務純利益 4,300億円    2,600億円   3,000億円強(推計) 
 前期末の国内債券残高 39.3兆円         16.2兆円     30.4兆円 
 うち国債 35.0兆円       13.2兆円     27.1兆円

ほとんどJGB。外銀の空売り踏み上げですね、分かります。

【三菱東京UFJ銀行 鈴木人司常務】

■自社について
・すごいオーバーバンキング
・基本は顧客取引
・低需要期は有価証券運用
・BTMUは預金超過額大きい。
・BTUM預金超過額=40兆円(なにこれ!?)
・BTUM預金超過額=全国銀行預金超過の1/4(え〜っ!!!)

■運用成績(部門収益)
・〜前下期=3四半期連続過去最高
・新年度=最高益見込む

■運用方針
・外貨=調達した分は貸し出す
・円=運用は円取引ベース
・社債=まだまだ(規模小さく貸出債権売買市場未成熟)
・JGB=「量を求めるなら日本国債だ」「日本国債が圧倒的な比率になる」
    「年限別の国債保有の割合などは、かなり大胆に動かしている」
・デリバティブ=社債証券化商品・REIT・株は危機後整理

■相場観

「今の市場は、美人コンテストならぬ『不美人コンテスト』の様相だ。
 財政問題を抱えた円は売られても不思議ではないが、相対的に堅調と
みなされ、ついつい買われてしまっている。」

・JGB=4〜6月は長期金利上がりやすい
    短期→政策(超低金利)=動かない
    超長期→投資家不在=ボラない
    5年&10年物→目先残高薄く&金利上がったら一気に増やす
          *ここ以外金利上がらん
・米国=着実に回復。日本より早い。
・ドル/円=100円越す円安

【三井住友銀行 高橋精一郎常務】

■自社について

「営業部門と市場部門は補完関係にある。景気が良いときは本業の貸し出しで利ざやを稼ぎやすく、
政策目的で保有している取引先などの株式の価値も上昇する。逆に、景気が悪いときは
市場部門が収益をあげるチャンスであり、銀行全体の収益を支える出番といえるだろう」

・教訓(サブプライム)=臨機応変に動く
・証券化商品=早めに損切りした
・今後=「とにかく、臨機応変に対応することに尽きる」

■運用成績
・業務純益(本業のもうけ)の市場部門比率=20%〜40%が適当
 *過去に非常に高かったこともある

■運用方針
・1年単位ではなく、臨機応変にポートフォリオ組み換え
・年金生損保=長期プレーヤー
・銀行=中期プレーヤー
    「単年度主義に陥らず、中期的な視点が欠かせない」
・JGB=「国債に多くの資金を回している」


■相場観
・市況=不安定(4月上旬以降から大きく変わった)
・米国金利=今年後半利上げ→年度後半にくるとみた調整相場が早く来た
・エクイティ=急回復×、ボラでかい、大局的には横ばい


【みずほコーポレート銀行 西恵正常常務】

■自社について
・経営スタイル=大企業&海外取引特化
・みずほグループ戦略に市場部門の計画を入れた
・顧客(重厚長大)への商品提供を強化
・為替・デリバティブ系商品開発強化
・海外販売を強化
・「金融取引ノウハウを海外で展開したい」
・2バンク(CB&BK)=各行でALM自己完結(重複してムダムダムダムダムダ)
・ALM=みずほFG経由で預金をCBへ回してる
    (個人→BK→FG→CB さら重複してムダムダムダムダムダムダムダムダ)

■運用成績
とくに語らず

■運用方針
・外貨建て運用多い(BTUMの正反対だね)
・昨年=外貨建て100対円建て300
・今年=外貨建て100対円建て120
・今年は外貨建てが特に多い(ユーロ/円スゴイ↓だけど死なないのか?)

■相場観

「資金需要が高まってくれば貸し出しの元手が必要となる。そういう状況をにらんで
、おカネを一時的に国債に置いているような感覚だ」

・ファンダ=米国利上げは近い(SMBCの正反対だね)
・ドル/円 =買いにくいはずだが、ユーロ不安→FTQ
・市況=安定(SMBCの正反対だな)
・JGB=「若干減らしている」
    *規模を求めるならJGB

「3メガ銀、運用戦略は_市場部門責任者に聞く」『日経ヴェリタス』2010.5.13
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■BTMU
JGB好きそう。自社(運用方針)・市況・競合分析も明確。
なにより、一貫した哲学があり「勝てるからJGBやってる」感が伝わってきます。

■SMBC
あんま中身が見えてこない。

「臨機応変、損切りは早く」はよく分かった。

それほど市場部門に長くいるわけではないんだろうか?
経営的な視点が強いですね。

■みずほCB
うーん。wwww
なんか一生懸命独自の運用について語った後に

記者「投資残高の多くは日本国債です。」

と突っ込まれているのが空しい。
しかも理由が「おカネを一時的に国債に置いているような感覚」と
JGB運用方針も哲学もない。
グループ内のムダも多く、残念すぎる。

みずほFG=3バンク(みずほBK+みずほCB+みずほ信託)
          2証券(みずほ証券+みずほインベスターズ証券)
     3運用会社(DIAM+みずほ投信+新光アセット)
SMFG=1バンク(SMBC)
    =2証券(SMBCフレンド+日興コーディアル)
    =1運用会社(三井住友アセット)
MUFG=2バンク(BTMU+三菱UFJ信託)
    =2証券(MUMSS+MSMS)
        =1運用会社(三菱UFJ投信)
 
こうみると、みずほFGは取引先に株を買ってもらった上にスゴイ勢いで希薄化!!
さらにムダが多いし運用方針もよくわからん。
先日のイオンクレジット(タイ)クレジットカード債権の証券化とか海外で頑張ってるのに、
とても残念ですね。

BTMU鈴木氏のコメントからは、社債市場が成熟すれば40兆円の一部を突っ込むとも
とれるような気がした。
銀証でケンカしないで早く個人投資家が入りやすい社債売買ルールを作ってください。
リーマン&ソフトバンクのイー・ボンド証券は早すぎたけど、今なら需要あるはず。

それにしても預金超過額40兆円ってすごいね!なんだよこれwwww
学生のころ「ほんとにJGBやりたいならトウミツに行ったほうがいいんじゃないかな?」と
言われたことがあるけど確かにそうだね。

とりあえず、いまJGB空売りで死ねるとこまでは分かった。

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