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戦略と体力9〜経営に必要なもの〜
評価:
ニクラス ルーマン
風行社
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(2003-10)
コメント:遥か昔から神の代替物みたいに語られてきた法を「システム」として相対化して解釈し、当時は世界がひっくり返った(たぶん)ルーマンの強烈な一撃。「手続」は延々と積み重ねられ続け正統性を持つように終わりがない。本書自体も延々と先へと思考を続けさせくれる哲学な一冊。

JUGEMテーマ:ビジネス

20年ちょっとの短い間でいくつかの本を読み「覚えておいてよかったな〜」、と思うツールはルーマンとアーレントとラカンだった。
ルーマンが何だかよくわからない複雑すぎる「社会」や「法」をシステムという概念で分解したおかげで、「よくわからないねーアンタッチャブルな感じだよね」から「とりあえず仮説は立てられる」という段階へ移った気がする。

これは面白いことにメディアだろうがビオトープだろうが里山だろうがサッカーのフォーメーションだろうがアリの隊列だろうがアフィリエイトだろうがネット証券だろうが会社という組織だろうが尺度と焦点を変えれば、応用できる点が便利!

「手続」という概念は会社の経営とも関わってくる。「手続」が延々と今後も繰り返されるという暗黙の了解で「安心して働こう」とか「お金を貸してあげよう」とか「株式を取得しよう」とか所謂ゴーイングコンサーンな状態になる。ぜんぜん関係ないけど会社と社会って似てるね。

そう、僕たちの社会は今まで「手続」をへてなんらかの権力が正統性を持つから安心してくらせます。たとえばアル中で手が震えるのを隠すから左手がいつも後ろにある人が大臣だったり国のリーダーが漢字を全然読めなかったり、権力を維持するための「手続」が経られない場合は不安が蔓延します。もうろう会見がユーチューブにUPされ世界中の笑いものにされたり国の通貨が不安定になり為替が乱高下して大騒ぎです。

正統性には手続が必須です。

これは会社でもそう。毎日しっかりと仕事をこなし利益をだし期毎に銀行にきっちりと報告にいけば「あぁ、この会社は○○年後には△△になっているだろうな」と思われます。正統性があたえられることで金融機関からお金を借りることもできますし、大企業に取引をしてもらい社会的な与信を手に入れたりします。 

手続の量が閾値を越えたその瞬間、突如「立派な会社」という「質」にかわる。

毎日毎日努力です、人も会社も社会も同じ。
その積み重ねが何回も何回も大量に集まると、あるタイミング急激に質が変わる瞬間がきます。
これがイノベーション。
経営にひつようなのは金とか財務とか巨大な装置よりもこの「手続」です。
経営を極限まで分解するとそうなるような気がします。
「手続」の重ね方こそが十人十色のオリジナリティであり、量が質に転換するイノベーションの源。

別にむずかしいことではなく、話としては小学正のころに何度か聞いたこともあるとおもいます。
たとえば、絵本の『スイミー』とか難しいところではヘーゲルの『論理学』もそうです。
文芸読書
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